不動産会社に家の売却を依頼したままにしていませんか?
依頼を受けた不動産会社が積極的に広告活動をしなければ、高値で売れるタイミングを逃してしまうこともあります。
せっかく高く売れるはずの家が、不動産会社の営業不足によって希望の価格で売却できず、損をするという可能性もあります。
ここでは、媒介契約した不動産会社が売るための活動を積極的に行っているかどうかを確認する方法を紹介します。
損をせず家を売るためにも、こまめに不動産会社をチェックしましょう。
不動産会社のHPで物件情報をチェック!
最近では不動産会社の多くが自社のホームページを運営し、積極的に自社が扱う物件情報を掲載しています。
新着情報としてトップページに新たな物件を掲載したり、facebookやツイッターなどのSNSを活用して情報を拡散する手法を取っている不動産会社もあります。
その反面、ホームページが上手に活用できず、情報が見づらい、古い情報から更新されていない、まったく機能していないといった不動産会社も少なくありません。
今やインターネットは不動産情報のみならず、さまざまな分野で活用されている重要なツールです。
それを有効活用できない不動産会社と契約したのでは、希望通りの売却が進まない可能性があることを知っておきましょう。
レインズ登録はちゃんとされている?
レインズは各社が扱う物件をリアルタイムで確認できる、不動産会社のネットワークシステムです。
不動産会社は媒介契約を結んだ場合、必ずレインズに登録する必要があります。
ところが最近増えている「囲い込み」や「売り止め」などの行為が原因で、レインズに物件の登録が行われていないケースもあるようです。
契約直後にレインズに登録したことを確認しても、しばらくして登録から外すという悪質な不動産会社もありますので、定期的にレインズの確認を行うようにしてください。
レインズ登録の確認は、媒介契約した不動産会社から登録の証明をもらうか、別の不動産会社から登録がされているかをチェックしてもらうという方法があります。
家が売れるまでは、定期的にレインズをチェックすることをおススメします。
広告活動状況を報告してもらう
家の売主が不動産会社と媒介契約を結んだ場合、会社は依頼主に対して定期的に売却の活動状況を報告する義務があります。
専属専任媒介契約の場合は依頼主に対し1週間に1回、専任媒介契約の場合は2週間に1回以上の売却活動の状況を報告しなければなりません。
最もポピュラーな一般媒介契約の場合は、残念ながら不動産会社に対する売却の活動報告義務はありません。
そのため、一般媒介契約を結んだ売主は、積極的に不動産会社に活動状況を確認する必要があります。
売主が報告を求めればそれに対応しない会社はないので、定期的にどのような活動を行ったのかを問い合わせてみるようにしましょう。