家の売却で損をしないために利用されているのが、「不動産の一括査定サービスです」。
WEBサイトから無料かつ自由に使うことができるので、今や多くの方が活用する人気サービスとなっています。
とても便利な機能がそろっており、大切な家の売却で損をしないためにも欠かせないサービスといえるでしょう。
多くのメリットがある一括査定サービスですが、使い方次第ではデメリットが生ずることもあるので注意が必要です。
ここでは家の売却で損をせず、高く売るためにおススメな一括査定サービスのメリットとデメリットを紹介します。
不動産の一括査定で得られることとは?
家を手に入れるのは簡単ではありませんが、そこに何十年と家族が生活していれば多くの思い出が刻まれていきます。
そうした思い入れのある家を手放す場合、売る側として「少しの損もしたくない」と思うのは当然でしょう。
不動産の一括査定は、損をしたくないという売主の方に今、最も注目されているサービスです。
このサービスを利用すると、業者による不動産査定の「平均値」が分かります。
例えば1つの業者に査定を依頼した場合、他に比較するものがないため、その査定が今後の売却価格の判断基準となりがちです。
一括査定を行った場合、複数の業者の査定が一度に入手できるので、価格をじっくりと比較検討することが可能になります。
不動産会社によって、算出される査定価格は異なります。
各不動産会社が算出した査定価格を比較すると、物件価格の「平均値」が分かってきます。
ここで注意しておきたいのが、一括査定で得られた査定額はあくまでも目安であって、売却価格やその家の適正価格とは異なるという点です。
一括査定は、自分の家の価値を知りたいときや、おおよその価格の目安を知りたいときなどにおススメの方法です。
一括査定サービスにはどんなメリットがある?
不動産の一括査定サービスを上手に利用すると、家を売る期間の短縮が実現できます。
なぜなら、サービスを利用して優良な不動産業者を見つけることができるからです。
損をしない売却において重要となるのは、最適なパートナーとなる業者探しでしょう。
不動産業者の数は非常に多いので、どの業者がいいのか迷ってしまう売主も少なくないのです。
大手や有名な業者、知人の紹介の業者など色々な選択の仕方はありますが、「自分の売却」に本当に適しているかどうかを見極めるのは容易ではありません。
これを一軒ずつ足で探すとなると時間も費用もかかって大変ですが、不動産の一括査定サイトを利用すれば短時間でリサーチすることができます。
売却したい物件の状態や地域などの情報を入力するだけで、各不動産業者が見積もりを提出してくれるので手間もかかりません。
それをじっくりと比較検討したうえでピックアップできるので、難しい業者選びを短時間で済ませることができるというわけです。
一括査定は無料で24時間いつでも利用できるというのも大きなメリットでしょう。
参加している業者のタイプは幅広く、「家を売りたい」という姿勢が強いのが特徴的です。
一括査定サービスのデメリットは?
損をせず家を売りたい人におススメの一括査定サービスですが、利用の仕方によってはデメリットが生じることもあります。
そのデメリットを事前に把握しておけば、売主がこうむる可能性のある損は十分回避できるはずです。
一括査定サービスで生じるデメリットとしては、次の2つが挙げられます。
1つめは、各不動産業者が算出した見積り価格で、本当に家が売れるのかという点です。
利用者の中には、「見積り価格=売却価格」というように考えている方もいますが、必ずしもそうなるという保証はありません。
一括査定で算出された査定額は、あくまでも見積り(概算)であると考えましょう。
査定では売却の物件と同様の地域周辺で取引された内容等を比較考慮した上で、おおよその見積りである査定額が算出されます。
建物の価値というのは、売るタイミングやその時点の市場の動きによって、大きく変化することもあります。
一括査定サービスで得た査定額を目安に不動産業者を選び、その後に訪問査定を受けることで適正な価格を得るようにしましょう。
2つめのデメリットは、多少ではありますがWEBで必要な情報を入力する必要があるという点です。
パソコンに慣れていない方の場合は、少し面倒に感じる場合もあるかもしれません。
このようなデメリットがあるとはいえ、一軒ずつ不動産業者めぐりをするよりもはるかに手間のかからないのが一括査定という方法です。
もし気になるようなら、あらかじめどのようなサービス内容であるかを把握しておくようにしてください。