損しない家の売り方

不動産売却の成否を決める営業マンの信頼度をチェックする方法

営業マンの信頼度をチェックする方法
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有名で評判の良い不動産会社でも、担当する営業マンによって結果が違ってくることがあります。

家がなかなか売れなかったり、希望価格よりもかなり安い価格が付いてしまうなどの場合もあるので、どのような営業マンが担当してくれるかというのは重要な問題です。

担当する営業マンが本当に信頼に値する人物かどうかを見抜くことも、損をしない家の売り方のコツといえるでしょう。

ここでは、担当の不動産営業マンが信頼できるか否かを見分ける方法を紹介します。

「ベテラン」に注意をしよう

担当の営業マンが、ベテランだからと安心してはいけません。

一般的に非常に厳しいと評判の不動産業界の営業マンは、長く勤めるのが難しいといわれています。

そのため社内では「ベテラン」と呼ばれていても、実はこの業界に入って数ヶ月というケースも少なくないのです。

入れ替わりが激しい不動産業界ならではの現象ですが、「ベテラン」という言葉に安心せず、業務内容や知識、経験などについて厳しい目でチェックしましょう。

「何」を優先に仕事をしているのか

優れた営業マンとは、単に成績がいいだけの人を指すのではありません。

依頼者(売主)にとっての「デキる」人物と、不動産会社から見た「デキる」人物は基準が違います。

売主にとって「デキる」担当者とは、クライアントである売主を最優先に考えて行動できる人物です。

会社の利益や自分の成績ばかりを優先しているような担当者の場合、家の売却ができたとしても売主が損をしてしまうこともあります。

自分や社のことよりも、真っ先に客の立場になって行動しているかどうかを確認しましょう。

例えば不利な情報でもはっきりと伝える、客の話をじっくり聞いて細部に至るまでメモをとる、連絡をこまめに行う、要求以上のことをやってくれる等の行動ができるかどうかということです。

不動産業者としてのセンスは?

家を売る際、依頼する不動産業者の担当者への信頼はとても重要です。

常に前向きに努力し、クライアントのことを第一に考えてくれるようなら、信頼に値する営業マンと言ってもいいでしょう。

そのような営業マンであっても、それだけでは損をせず家を売るには不十分です。

売主が絶対に損をしないためには、不動産業の営業マンとしてのセンスが必要不可欠になります

依頼を受けてから売るまでの期間がスピーディーである、優良な買い手を見つけてくれる、希望価格と大きな差を生じさせずに売却を実現してくれる等の条件を満たしていれば理想的でしょう。

このような条件を満たすためには、不動産業者としての「センス」が重要です。

売りのタイミング、優良な買い手を見抜く力、交渉や相談の話術などが優れている営業マンであれば、売主にストレスのない売却が実現できるでしょう。

センスのある担当者は知識や経験豊富で、常に勉強していて新しい情報を入手することに手を抜かないなどの姿勢が確認できるはずです。

理想的な「売り」を実現して一切の損をしないためにも、担当者がパートナーとしてふさわしい営業マンかどうかを見抜いてください。